今回はNHKの朝ドラについて。
主人公の鈴愛ちゃんが幼なじみの律くんを呼ぶときの笛は手塚治虫の「マグマ大使」に由来しているそうですが、チラッと挟み込まれた「マグマ大使」のひとコマを見て思い出したことがひとつ。マグマ大使のマスクの耳の下あたりに穴が開いてて、中の人の首が見えた回があったんです。子ども心に「中の人、大変だな」と思ったのでした。で、次回もマグマ大使の中身が見えるかなと首に注目していたのですが、マスクは修理されたようで、それ以降、中の人が見えることはありませんでした。
あと、鈴愛ちゃんのお母さんが「そっくり」といわれていたゴアですが、マスクの目の部分が繰り抜かれていて、中の人の目が見えていたように記憶しているんです。作りもののマスクから本物の人間の目がのぞいているところが妙に怖かったのですが、挟み込まれた映像のゴアは目も作りものでした。あのゴアなら、お祭りで売ってるお面みたいでかわいいじゃん。
「人間もどき」とか「青血病」など夢に出てくる級の怖い子ども番組でした。実際、怖い夢を見て夜中に起きちゃうからと視聴を禁止されたクラスメイトもいたんですよ。
くらもちふさこ先生の漫画も出てきましたね。わくわく。先生のデビューは別マでしたっけ。夢中になって読んでたのは「メガネちゃんのひとりごと」から「おしゃべり階段」あたりまでかな~。「冬・春・あなた」とか「わずか1小節のラララ」とかタイトルが次々と浮かんできます。「白いアイドル」「青いリサイタル」なんていうのもあったなぁ。